出汁(だし)とだしがら

市販の顆粒出汁はいろいろ化学調味料が入っていることが多く、うちの同居人はそのせいでくちの中に違和感があるんです。(本人は口の中がモケモケすると言ってます)できるだけそういったものを使わないようにしてるんですが、「わざわざ出汁とってらんね〜」と思うようになったある日、暮しの手帖という冊子(購読してる)に水出しの煮干しが載ってたんで、それやってみようと思いたって半年くらいになります。
で、お鍋で煮出しするするのと違って一晩以上はかかるのですが、これで味噌汁つくると煮干出汁特有のエグ味がなく旨いんです!
煮干しを水につけるときは頭と内臓を取るとさらに味がすっきりします。あと、
残っただしがらはもったいないので佃煮風の薄めの味付けにしています。このときに頭がないと食べやすいし。

これはだしがらをフライパンにいれて油を少しだけいれます。(2g)
水分がある程度飛んできたらみりんを適量入れて、アルコールを飛ばします。
そのときに塩昆布をこれまた適量に入れます。
再度水分がなくなってきたら今回は自家製の醤油山椒を入れて絡めて
出来上がり。(山椒なくても七味とうがらしで十分香りが立ちます)
自分で味つけするので、かなり薄めに出来ます。そのほうが魚本来の味がするし
いっぱい食べられます。
ではまた。

続きです。2020.12.06まただしがらが出たので、今度は洋風にしたいなと思ってチャレンジ。

バジルミックスとペペロンミックスはないので鷹の爪で代用。
水を少なめでつくりました。

火を入れて軽く煮ます。

にんにくみじん切りと

鷹の爪を用意

オリーブオイル投入は適当です。

にんにくみじん切りと鷹の爪を入れて

水分が飛んできたら味付けには塩適量、隠し味に醤油を少しいれて出来上がり。

これ単体だとすごく美味しい。酒のアテですね お昼だったので、これを・・・

トースターで焼いたパンにのっけてマヨネーズかけて食べてみました。う〜ん、煮干しの風味がいまいちパンにマッチしてない・・・煮干しの香りが
ガーリックやオリーブオイルよりも主張しているようだ。食べられるしそれなりに美味しいんですが、おかずとしてそのままたべるのがいいと思いましたよ。
その後:イタリアン風味に挑戦してみました